AGA・FAGAについて
コラム2018.06.21
AGAは、もともとは男性にのみ生じる脱毛症で「男性ホルモン」に「5αリダクターゼ」という、多くが皮脂腺に存在する酵素が作用して「ジヒドロテストステロン」という脱毛の原因物質ができることにより発症します。最近では女性にもこの「男性型脱毛症」が広がっており「女子男性型脱毛症(FAGA)」と呼ばれています。これは「社会進出によるストレス」「ダイエットによる栄養不足」「低血圧・冷え性・貧血症」等によりホルモンバランスが崩れ、男性ホルモンの影響が顕著となり、男性同様にDHTが発生することによるものです。でもその程度は男性ほど顕著でないので、極端な脱毛は見られませんが、加齢に伴って広範囲の毛髪が薄くなります。二十~三十代にも増加している傾向があり、中には十代で薄毛に悩む女性もあります。
AGA対策としては、現在病院で処方される「フィナステリド」という内服医薬品が有効とされていますが、性欲減退・女性型体型などの副作用の危険性があり、また頭頂部以外の薄毛には効果が出にくいとも言わております。さらに女性が服用することは認められていません。 そこで最近注目を集めているのが、ミネラル成分の「亜鉛」です。亜鉛は「5αリダクターゼ」に作用してその働きを阻害し、しかも副作用がなく安心して使用できます。 最後に「AGA・FAGA」の診断法をご紹介します。